ブラックフォーマルに合わせる靴
どうしてますか?
結婚式や披露宴と違って、突然やってくる「お葬式」。
あまりあっては欲しくないものですが、急な訃報に喪服やパンプスなどの用意が無く、慌ててしまったことはありませんか?
靴は服以上に全体の印象を左右させるアイテムです。
その場に相応しい靴選びをしていないと常識の無い人だと思われてしまうかも。
では、お葬式・お通夜で女性が履くのはどのような靴が良いのでしょうか。
葬儀に参列する際のパンプスとしても使える、シンプルで疲れにくい、ファルファーレクラシカル「クラシカル(マインツー)」をご紹介します。
「クラシカル(マインツー)」は4色展開ですが、ブラックフォーマルの場面では 葬儀用の靴として、黒を基調とするシンプルなデザインの人工皮革スムース素材の「ブラック」が無難です。
同じブラックでも「スミクロ」は人工皮革スエードで、ややカジュアルな印象を与える可能性があります。
スカートやワンピースのセットアップ、パンツスタイルの喪服など、どんなスタイルでも失礼のないパンプスです。
トゥの形
プレーンな黒のパンプスでもつま先部分が尖ったポインテッドトゥや、先が開けているオープントゥはカジュアルな印象を与えてしまうもの。
また、葬儀での服装はフォーマルなものが求められます。そのため、リボンやファー・ベルトなどの飾りが付いた可愛らしいものも好まれません。
葬儀に履いていく靴は、先の尖りすぎていないアーモンドトゥの形状がふさわしいでしょう。
ヒールの形と高さ
ヒールの高さの目安は、3cm~5cm程度が無難です。葬儀中は色々と移動が多いもの。喪主側ともなればずっと立っていることもありますし、ご挨拶に一日中動かなければならないことがほとんどです。
ピンヒールのようなヒールが高く細いデザインや、ウェッジソールのようなカジュアルなデザイン、太すぎるヒールや厚底などはマナーにそぐわないだけでなく、意外と疲れるものです。
クラシカル(マインツー)のヒール高は4cm。
低すぎず・高すぎない、太すぎず・細すぎない、フォーマルな場所にも安心な一足です。
着脱のしやすさ
お見送りに参列する側は、ご遺族の控室にご挨拶に伺ったり、ご自宅での葬儀の際は靴を脱ぐこともあるでしょう。また、喪主側は通夜の際や、座敷やご自宅での葬儀の場合も靴を脱ぐシーンが多くなります。
そんなシーンも想定し、脱ぎ履きのしやすい、ストラップのないシンプルな黒ヒールが適切です。
中敷きの色
また、葬儀に履いていく靴を選ぶ際、盲点なのが靴の中敷きです。靴を履いていれば中敷きが見える事はありませんが、通夜や葬儀の場でも靴を脱ぐ場面が訪れる可能性があります。
その際に、靴の中が赤など派手な色だったり目立つタグが付いていると、場にそぐわず浮いてしまいます。
ベージュやブラックなど、目立たない色のインソール、控え目なタグやプリントのパンプスを選びましょう。
クラシカル(マインツー)はベージュにシンプルなロゴプリントなので脱いだときも安心です。
靴底
最近は、専用の葬儀会館などで葬儀を行うのが主流になっていますが、床が大理石やピータイル、フローリングであることが多いため、歩く際にヒールの音が響いてしまうこともあります。故人を偲ぶ場ではあまり大きな音を立てて歩くのは好ましくありません。
クラシカル(マインツー)は消音ヒールですので、歩くときのカツカツコツコツ音が気になりません。
また、底面も滑りにくく安定感も抜群です。
周囲からは見られていないと思っても、意外と目立っているのが足元です。
弔事に相応しいパンプス選びをしましょう。
ここからは足元のマナーとして、おまけの話になりますが、ぜひ参考になさってください。
ストッキングの色
葬儀で履くストッキングの色は、パンプスの色に合わせて、少し肌が透ける程度の無地の黒色ストッキングが基本です。冬の肌寒い日でも、肌の透ける30~60デニールのストッキングが基本です。それ以上の厚さのタイツはカジュアルすぎるため避けましょう。
厚手や裏起毛の短いスパッツを履くなどして寒さ対策をしましょう。
また、夏場の暑い日でも、葬儀の場では素肌を見せてしまうのはマナー違反です。最近は、冷感タイプのストッキングもありますので上手に利用しましょう。
ペディキュアの色
また、急な訃報でうっかり忘れがちなのがペディキュアの取り忘れです。葬儀の場では黒でも薄く透けるストッキングを着用しているため、靴を脱いだ時にストッキングから派手なネイルが透けて見えてしまうかもしれません。
葬儀に参列する前にペディキュアは忘れずに取っていきましょう。
ジェルネイルで急に取るのが難しい場合は絆創膏を爪の形に沿って切り、上から貼ったり、ベージュのマニキュアを厚めに塗るなどで対策しましょう。
妊娠中のお葬式やお通夜
妊娠中の方は、地方により葬儀に参列しなくても良い場合もありますが、親族などの弔事ではやむを得ず出席しなければならないことも多いです。この場合は一般的にマナー違反と言われているフラットパンプスでも差し支えありません。妊娠中は体調が悪くなったりすることも多いので、故人のことは心で偲び、まずは自分の体を案じて歩きやすいと思えるシンプルな黒い靴を履いても問題ありません。
「ケ」にまつわる暗黙のマナー。意外とどうしたら分からないもの。
しっくり履ける靴、ファルファーレクラシカルは、三井化学の形状記憶シート「ヒューモフィット®」を中敷き全面に敷いているため、体圧を分散し体重が一か所にかかりにくくなっています。
そのため、長丁場になる葬儀やお通夜でも疲れにくいのがポイントです。
いざという時のために、安心できる一足を靴箱に常備しておきましょう。
プレーンパンプスレーベル・ファルファーレクラシカル
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