皆様はじめまして、Keikoと申します。
声楽家である夫のサポートをしながら、ごく平凡な主婦として生きてまいりました。
2人の子供はもうすっかり大人になって、孫が2人、私自身はこの12月で71歳を迎えます。

2年前に娘の勧めでインスタグラムを始め、写真を撮りながら、自分の人生を振り返ったり、装いについて考えたりする機会を得ました。

もしかすると私の経験が、ほんの少しでも皆様の参考になれば・・・と考える事もあったりで、僭越ではありますが、そんな事もこのメッセージでお伝え出来ればと思っております。
しばらくお付き合い下さいませ。

さて、多くの女性は年齢を重ねる事に強い抵抗感を持っておられるのではないでしょうか。
でも、それはとてももったいない!
だって、生きるという事自体、年齢を重ねる事に他なりません。生きる事を恐れたり否定する事は、したくありませんものね。

私は昔から、素敵な年上の女性、大人の女性に憧れる少女でした。
それは大変ラッキーだったと、今改めて思います。

私は遺伝のせいか30代後半で白髪が多くなりました。「どうしたものか」と考えた末、40歳の時に、思い切って全部金髪にしてしまったのです。
30年前の日本では、そんな人はいませんでしたので、かなり人の視線を浴びましたが、人の目があまり気にならないという性格も幸いして、それ以来、金髪が私のトレードマークになりました。 今では、多くの女性が思い思いのカラーを楽しまれたり、また最近では逆にグレイヘアが注目されるなど、とても良い傾向だと思っております。

また、私は10年以上前からネイルを真っ赤にしています。
年齢とともに、当然ながら手も衰えます。
若いスベスベの手には、淡いピンクのネイルなどでも、とても可愛くてお似合いでしょう。
対して、年季の入った手には、鮮やかな色彩がとても映えるように感じます。
ビビッドな色彩にも負けない、大人の女性の手ですね!

私は常々、「年齢と闘う」より、「年齢を味方につける」方が、無理も少なく、未来により多くの可能性を見出せるのでは?と考えています。

昨今では女性の社会進出がめざましく、現役でお仕事を頑張っておられる方々の多くは、合理性もあいまって、比較的マニッシュな装いをされている印象です。
けれども、お仕事に頑張っておられる方でも、ふと肩の力を抜きたくなる時がお有りでしょう。
またそのような規制や抑圧から解放された年齢の方こそ、景色が明るく、楽しくなるような装いをエンジョイされてはいかがでしょうか。

シニアになっても、色々とチャレンジ出来る時代です。
「若い人向けだから・・・」と遠慮せず、年齢を重ねたからこそ、何でも着こなし、履きこなす事が出来るわ!という自信を持ちたいと思ってます。

まだまだ申し上げたい事は多くありますが、お洒落は「自分が楽しい」と同時に「周囲の人々にも楽しんで頂ける」事が「年齢を味方にする」、そしてさらに「年齢を武器にする」秘訣ではないかと、常々考えている私です。

では、私のコーデを5パターンご紹介いたします。
私は大阪に住んでおりますが、楽しい所、歴史ある素敵な場所などがたくさんあるんです。
不思議と、どんな装いでも馴染む、ユニークな街です。
そんな大阪の街を、可愛くカラフルなバレエシューズを履いて出掛けてみました。
歳を重ねて、私の足はまるまるっとしてしまいましたが、それもまたご愛嬌という事で・・・。


●Keikoさんがテレビ出演されます!●

記事をご担当くださったKeikoさんこと、橋本啓子さんが
60代・70代ファッションブランド「YOUKA(ヨウカ)」さまのブランドアンバサダー兼アドバイザーのシニアインスタグラマーとして
2021年9月9日(木)NHK大阪「おはよう関西」
2021年9月19日(日)NHK総合「おはよう日本」

にご出演されました。

番組ホームページはこちら>>

  • 01

    小物とバレエシューズをレッド系で揃えた重厚感あるコーデ

    大阪府立中之島図書館の重厚な建物の前で。
    ハンドバッグ、バレエシューズ、セーターをワインレッドで揃えました。
    そして上に着ている真っ赤なジャケットは、それほど冷え込まない大阪の気候では、冬でも重宝します。

  • 02

    ワインレッドをベースにしたコーデ。ボーダーセーターとパンツで大人のスポーティスタイルに。

    次もやはりワインレッドをベースとした、スポーティーなコーデです。
    キャメルカラーのセーターにはワインレッドのボーダーラインが入っており、首元には30年以上前から愛用しているマフラーを巻きました。

  • 03

    大阪城公園内にある梅林で。
    レモンイエローのカシミヤのセーターに、レモンイエローのバレエシューズを合わせました。
    スカーフは防寒にもアクセントにもなります。

  • 04

    トレンチコートを羽織りました。
    スカーフとシューズで、黒のトレンチを華やかに・・・。
    これは大阪城公園内の極楽橋での一枚です。
    この周辺は、大阪城がスッキリと見える穴場でオススメです。

  • 05

    最後に、大阪のシンボル、道頓堀のグリコ看板をバックにパチリ!
    レモンイエローのブレザーに、同色のバレエシューズ。
    ここでも防寒とアクセントを兼ねて、スカーフを巻きました。

  • コーデを紹介してくださったのは

    Keiko

    普通の主婦(71歳)です。 歳を取るのも悪くないですよ、とお伝えしたい!
    Ordinary wife, mom, and grandma, 71 y.o. 🇯🇵

    instagram : @aiohura

    番外編はこちら


最近チェックした商品